フランチャイズが落とし穴である③つの理由

コインランドリー経営
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多くのフランチャイズがトータルで3000~5000万円の初期費用がかかると算出しています。

そのなかには機械代+建築代+加盟料が含まれています。

コインランドリーの開業費用としては一般的に広さや設置するこんにちはZUUMAです。

コインランドリー事業はフランチャイズに加入してはいけません。

フランチャイズに加入してしまうと自由な経営ができなくなり、ロイヤリティを搾取され長期的な経営が困難になります。

それとは別に加入してはいけない理由が大きく分けて③つあり、この記事ではそれぞれを解説していこうと思います。

 

落とし穴① 初期費用が高い

機械、店舗の状況によりますが、僕の目安ではトータルで1000万円~2000万円が一つの目安だと思っています。その理由は、初期費用を掛け過ぎると売上や利益が見込めなかった時にキャッシュフローが一気に悪くなり、赤字に転落する可能性があるからです。コインランドリーは天気に売上が左右されるところがあります。雨が続く日には乾燥機の稼働率が上がりますが、季節によっては売上が下がることもあります。そのような不確定要素がある中で最初の初期費用をかけすぎるのはかなりリスクがあるとは思いませんか?

ご自身でしっかり調べて、開業する予定地の地元の機械ディーラー(卸業者)と価格交渉をして、建築業者とも交渉すれば、加盟料は必要ないので1000万~2000万円で十分立派なコインランドリー店舗をつくることは可能です。

フランチャイズ本部さん吹っ掛けすぎw

 

落とし穴② ロイヤリティを取られる

ロイヤリティとはフランチャイズ本部に毎月払う権利使用料のことです。

一般的なコインランドリーのフランチャイズのロイヤリティは売上の約10~20%ぐらいだと思います。
(固定費用のところもあります。)

コインランドリー事業は他の業種に比べ差別化が非常に難しい事業です。最初の段階である程度集客力のある立地を見つける必要があります。しかし、大抵集客力のある大型スーパーの一画や複合商業施設のテナントなどは家賃がかなり高めです。そのような家賃を払いながら利益を残しつつロイヤリティを払うと最終的な利益はほとんど残りません。(むしろ赤字になる可能性があります…。)
たとえ赤字になっても、ロイヤリティは払い続けなければなりません。赤字経営が数年続いて撤退しようにも契約途中であれば、違約金が発生する可能性もあります。

本部はたとえ赤字経営でも具体的な解決策の提案はしてくれません。赤字になれば最後。結局は全て自己責任です。

初月から大赤字でも本部は助けてくれません…(汗)

 

落とし穴③ 実態にそぐわない収支提案

フランチャイズ本部は夢のような収支計画を提示してきます。しかし、それはあくまで目安であり必ず順調にそのような計画にいく商売はどこにもありません。

特にコインランドリーは地域特性によって設置する機械の構成が重要になってきます。例えば関東や中部、関西、九州なんかは乾燥機が主力になってきます。しかし、北海道や東北地方は洗濯乾燥機が主力です。洗濯機はどの地域でもほとんど稼働しません。フランチャイズ本部はろくに地域特性を調べないで実態にそぐわない機械の台数と構成を平気で提案してきます。なにも分からないでその通りに、言われるがまま購入してしまうと後の祭りです…。全然稼働しない洗濯機が並んで、異常な数の乾燥機が設置されているのが明白です。

購入してから初めてそのことに気づいてはもう手遅れです。売却しようにもほとんど価値がつかない中古機械になっています。

自分で情報収集して業者を開拓するのが成功の近道!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?上記の理由からフランチャイズに入るメリットは全く無いと言っていいと思います。フランチャイズに入るのは無知であると自ら言っているようなものです。

むしろ自由度が無くなり、自分自身の経営ができなくなる可能性があります。ただでさえ初年度は赤字になる可能性が高いのが事業です。そのような状況で赤字をさらに膨らませる可能性があるフランチャイズを選択しますか?

逆にコインランドリー経営でうまくいってない方は上記③つの理由が、何かしら必ず当てはまっているのではないでしょうか?

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