こんにちはZUUMAです。
コインランドリー経営をしていく中で規模の拡大や機械設備の入れ替えは集客アップの秘訣でもあります。
しかし、コインランドリー設備は洗濯乾燥機等の機械設備が高額なため、入れ替えや規模の拡大をしていくのに躊躇してしまいます。
大企業や利益を上げている中小企業さんなどは節税目的で高額な機械設備の購入等は視野に入りますが、筆者みたいな小規模でやっている、または個人でやっているオーナーさんは新規の機械設備を導入するのには悩まされます。
そんな時に国の補助金制度をうまくつかって機械設備を導入する方法があります。
この記事ではコインランドリー経営で対象となる国の補助金制度をご紹介していきます。
小規模事業者持続化補助金
コインランドリー経営でつかえる補助金の1つめは小規模事業者持続化補助金です。
地域の商工会議所またた商工会からの助言をうけて、事業計画書を作成して申し込めば50万円の補助金がもらえる国の補助金制度です。さらに創業して間もない事業者には+50万円の合計100万円の補助金がでます。
注意が必要なのは上限が50万円(創業の場合は100万円)ですが補助率はかかった経費の3分の2までです。
例でいうと60万円の洗濯機の設備機械の経費なら60万円×3分の2の40万円が補助金対象となり、残りは持ち出しです。
補助経費の対象となるものも決められており、詳しくは小規模事業者持続化補助金のホームページをご覧ください。
令和元年度補正予算 日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金 :: TOP (jizokukahojokin.info)
準備する書類や事業計画書の作成は少し時間がかかりますが、商工会議所のアドバイスを受けながら作成すれば個人でも申請するのは難しくはありません。
デメリットはコロナ禍の昨今では申し込みが殺到しており、採択されるまでに時間がかかります。実際に補助金が出るのもかなり遅いです。
筆者が実際に「小規模事業者持続化補助金」で購入した電子ブレーカーの話はこちらの記事
筆者は採択されて実際に補助金が出るまで1年はかかりました…。
ものづくり補助金
コインランドリー経営でつかえる補助金の2つめはものづくり補助金です。
中小企業庁と独立行政法人中小企業基盤設備機構が、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助事業として実施している国の補助金制度です。
ものづくり補助金は補助額が大きく最大で1億円の補助金がでるのが特徴です。
※中小企業庁より引用
コインランドリーの機械設備で補助金をうける場合は一般型の1,000万円を狙うのが通説です。
この補助金は小規模事業者持続化補助金と違って創業者は対象になりません。すでに事業を行っていてある程度の規模をもっている事業者向けの補助金です。
補助率はかかった経費の中小企業で2分の1、小規模事業者で3分の2です。残りは持ち出しとなるため金額によっては金融機関からの融資が必要になってきます。
デメリットは準備する書類が小規模事業者持続化補助金よりも多く、採択率も低い傾向にあります。
ものづくり補助金を専門に受け付けている業者もあるので1度相談するといいかもしれません。
【小規模事業者持続化補助金】と【ものづくり補助金】は電子申請が可能なので申請する方は先にGビズIDプライムの取得をしときましょう。
事業再構築補助金
コインランドリー経営でつかえる補助金の3つめは事業再構築補助金です。
この補助金制度は一番新しいもので2021年から採択が始まったばかりの補助金制度です。
新型コロナウイルスの影響が長期化することによって当面の需要や売上の回復が期待しづらい中、ポストコロナ・ウイズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することを目的とした補助金制度です。
補助額や補助率は従業員数によって違います。
正直、一番新しい補助金制度で情報はまだまだ少ないですが…。採択結果をみてみるとコインランドリー事業が通っているケースがちらほら見受けられます。
補助金対象の方はもしかすると…。一番お得にコインランドリー事業を行えるかもしれないです!
まとめ
違う記事でも少し紹介しましたが、コインランドリー経営は銀行から機械の担保評価がつかないので、不動産投資と違って規模の拡大という意味では中々難しいです。
しかし、この記事で紹介した補助金制度はコインランドリーの機械等設備が対象になります。実際の採択事例もあり、インターネットで検索すれば採択結果も公表されています。
逆に不動産投資では採択されるのは難しい補助金です。
少しでも手持ち資金を残して設備の導入、入れ替え、規模の拡大を検討しているコインランドリー経営者の方は国の補助金制度を検討するのも1つの手です。
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