こんにちはZUUMAです。
日本全国のコインランドリーオーナーのみなさん、このようなお悩みはありませんか?
コインランドリー経営を始めたけど、中々思うように売上が上がらず困っている…。収支が毎月赤字になっている…。
改善したいが情報が少なくて何から取り組んでいいか分からない…。
そんなお悩みをもっているコインランドリーオーナーはたくさんいるんじゃないでしょうか?
そのような悩みをもつコインランドリーオーナーにとってこの記事はかなり有益な内容になっています。
今回ご紹介する内容は誰でも取り組みやすく、確実に売上を上げていく方法のみをご紹介していきますので是非ともご参考ください。
2019年にコインランドリーを開業した筆者も全く同じ方法を取り組んで売上を上げることに成功しました。コロナ禍でも右肩上がりの経営が出来ています。
売上の原理原則
みなさんは「値引きをしてお客さんをいっぱい集めれば売上は上がる」と思っていませんか?
それは大間違いです。
たしかに値引きである程度の集客をする事は出来ますが、最終的には他店との価格競争になりただの安いコインランドリーになってしまいます。
さらに資本の大きいライバル店が近くにあったりすると、たちまち価格競争の泥沼化になり、やがては廃業に追い込まれてしまいます。元々の資本の規模が違うので個人でやっているオーナーさん等は価格で敵うわけがありません…。
あなたのお店が廃業すればライバル店は価格を元に戻せばいいのです。
値引きキャンペーンやセールを乱発するのもよくはありません。お店のブランドが下がり、キャンペーン価格でしかお客さんは来店しなくなります。
そうなると売上も利益も全く出なくなります。
今すぐに値引きやキャンペーン、セールをするのはやめましょう。
では、値引きをしないで売上を上げる方法はあるのでしょうか。
もちろん…あります!
売上の原理原則を知れば値引きをしないで誰でも売上を上げる方法が理解できます。
この図をご覧ください。
この図は売上の原理原則を現した図になります。
これは、ほぼ全ての業種に共通している原理原則です。それぞれを知ることで売上とは何かを理解することが出来ます。
では、コインランドリー経営をこれに当てはめて考えていきましょう。
客単価を上げる
客単価とはお客さん1人が1回の来店で支払う金額のことです。
売上総額を総客数で割ることで平均的な客単価を知ることができます。
客単価=総売上÷総客数
これをコインランドリーであてはめると…。
客単価=利用した機械の売上÷利用回数 となります。
つまり、より高単価な機械の利用頻度を上げる工夫や値上げをすればいいことが分かります。
コインランドリーでは洗濯機や洗濯乾燥機が高単価な機械に該当するので、特別なコースなどを導入して客単価アップを狙っていくのがポイントです。
ただ単に新しいコースの導入だけなので手間暇かけずに誰でも行うことが出来ます。
筆者の例としては…洗濯乾燥機のコースに「羽毛布団コース」や「除菌コース」等をいれて通常の「洗濯乾燥コース」より高単価な商品に仕上げています。
ライバル店との差別化にも繋がり、店舗の強みとしてアピールできます。
購入率を上げる
ここでいう購入率はコインランドリーの利用率(リピーター)を増やすという意味です。
リピーターを増やすにはコインランドリーの利点や利用のし易さをお客さんにアピールするのがポイントになります。
ここで、このブログが当初から推奨しているフランチャイズに加入しないで自主管理するメリットを最大限に活かします。
自主管理でお客さんに接客(使い方の説明)をすれば初めて来店するお客さんも安心して利用することが出来ます。
さらに繰り返しチャージしながら使えるICカードの導入や電子マネー、キャッシュレス決済の導入でいちいち硬貨を使う手間を省き、積極的にお客さんにとっての利用し易さをアピールしていきましょう。
予算に余裕のある方は機械の入れ替えや新規の導入を検討するのもありです。
しかし、自主管理やICカード、電子マネー、キャッシュレス決済の導入が出来ないオーナーさんもいるかと思います。
そのようなオーナーさんは少しでもお客さんの利用率を上げるために24時間営業を考えてみて下さい。
大切なのはお客さんにとってのメリットや利用しやすい環境をどのように整えるのかをコインランドリーオーナーは常に考える必要があるということです。
来店数を上げる
来店数とは文字通りお客さんが来店する数のことをいいます。
来店数を上げる方法は集客の仕方によって様々です。
ここで大切なのはなるべくお金をかけずに集客することを心がけましょう。
集客で一番やってはいけないのが…値引きのキャンペーンやセールを行いお客さんを集めようとすることです。
ではどのように集客するか?
なるべくお金を使わないでコインランドリーの集客をする方法を紹介していきます。
①ポスティング
ポスティングとはチラシを作成して周辺地域の戸建てやマンションのポストに配る集客方法のことです。業者に頼むことも出来ますが、自分自身でオリジナルのチラシを作成して配ることで費用を限りなく抑えることが出来ます。
最初はマンション等の集合住宅をターゲットにして配ることで効率が上がり、余裕があるなら戸建てなどにもポスティングをしていきましょう。
②広告(主にSNSなど)
SNSはフェイスブックやインスタグラム、ツィッターなどで集客する方法です。主にお店の情報やアピールポイント、日々の洗濯情報なんかを投稿することで無料でお店の情報を広げることが出来ます。
また、予算的に余裕があるならホームページなどを作成してSNSと連携することでより効率的にお客さんにお店の情報を知ってもらうことが出来ます。
③口コミ
口コミは文字通りお客さん同士の口コミで情報が広がることです。
コインランドリーの良さやお客さんが満足するサービスを提供できれば自然と広がります。
または、グーグルマイビジネスに登録してインターネット上で自分のお店の口コミを増やすという方法もあります。
現代社会はインターネット社会です。インターネットを利用しながらなるべく無料で集客するのが一番効率的です。たとえそれが1%の方しか見ていなくても十分商売になる可能性はあります。
筆者が実際にポスティングしているチラシのデータを近々アップしようと思います。
まとめ
売上の原理原則を知ることで、値引きが売上の上がらない要因になっているのがお分かりになられたかと思います。
売上=来店数×購入率×客単価
この原理原則を理解すれば必ず売上は上がります。
実践する優先順位は客単価を上げる→購入率を上げる→来店数を上げるの順です。
この記事で紹介した内容を参考に是非とも売上に悩んでいるコインランドリーオーナーは明日からでも実践してみて下さい。
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