こんにちはZUUMAです。
現在ガスや電気などのエネルギーが高騰していてコインランドリー経営には逆風な状況です…。
しかし、筆者が経営しているコインランドリーではありがたい事に売上は前年比より右肩上がりで順調に推移しております。
売上が上がれば変動費の電気、ガス、水道の料金も上がっていくので…なんとか節約したいところです…。
今回はその中でも電気代を節約するためにおすすめな「電子ブレーカー」の紹介をしていこうと思います。
この記事では電子ブレーカーについて簡単にまとめましたので、まだ導入していない&導入を検討している日本全国のコインランドリーオーナーのみなさんは参考にしていただければ幸いです!
電子ブレーカーとは?
みなさんは電子ブレーカーという名の機器をご存知でしょうか?
ブレーカーは知っているけど…電子ブレーカーは知らない。という方がほとんどではないでしょうか?
恥ずかしながら筆者も電子ブレーカーの存在はコインランドリー経営をやるまで全く知りませんでした(笑)
そもそもコインランドリー経営で使用する電気は大きく2つに分かれます。
店舗などの照明等に使われる単相100Vの電灯契約と
洗濯機や乾燥機に使われる三相200Vの動力契約の2つです。
このうち電子ブレーカーを導入すると三相200Vの動力、つまり洗濯機や乾燥機を動かす時に使う電気代を永続的に節約させることを可能にしちゃいます!
まさにコインランドリーオーナーにとってメリットしかありません!
そもそも電子ブレーカーというのは…
電気代の基本料金を下げるために用いられる機器です。
電子ブレーカーを使うと、適切な契約容量を把握して基本料金を削減することが可能となります。
電子ブレーカーは一般的なブレーカーと異なり、一定の範囲内で電流値が超過しても電気を遮断することがないので、コインランドリーの運営に最低限必要な電力を知るのに役立つことが出来るのです。
つまり、これが一般的なブレーカーだと一定の範囲内で電流値が超過してしまうと電気が即座に遮断されてしまいますが、電子ブレーカーは内部のCPUできめ細かく制御ができてしまうため最適な電力を常に制御してくれるのでコインランドリーで使う洗濯機や乾燥機の電気代を節約してくれるのです!

こちらの画像が実際に筆者が導入した電子ブレーカーの実例です
電子ブレーカーのおすすめ販売店
電子ブレーカーの購入方法は販売店から購入する方法と中古を購入する方法があります。
先に申しますと中古の購入はやめといた方がいいです。
理由は中古の設置は販売元の会社に問い合わせしても設置・設定はやってくれません。ご自身で設置・設定してくれる会社を探さないといけないのでとても面倒で時間がかかるからです。
新品の購入をおススメいたします。
コインランドリーの電子ブレーカーで販売・設置・設定の実績がある会社さんは以下の2社があるようです。
1.「株式会社ネオ・コーポレーション」
https://www.costcut-breaker.com/
業界最大手で全国に支店があるので比較的導入がしやすいです。紹介制度もあるみたいなので導入した方から紹介をしてもらうと話がスムーズにすすみます。
2.「株式会社マクロニクス」
https://www.macronix.net/
東京が本社で主に関西と九州に展開している会社さんです。LBMというコインランドリーの雑誌にも紹介された会社さんなので信頼と実績があります。
導入までの流れは、電話にて問い合わせ→稼働状況の調査・確認→見積→契約→設置→完了なのでスムーズにいけば問い合わせから設置まで1ヵ月ほどで完了します。
電力会社への契約変更等も代行してくれるので面倒くさい手続きが不要です。
出店している地域に合わせて問い合わせしてみて、まずは見積をもらいましょう。うまく相見積をとることができれば初期導入のコストを安くできるかもしれません。

筆者は「ネオ・コーポレーション」さんで導入しました。
筆者の導入実績
電子ブレーカーの最大のメリットは月々の電気代(動力契約分)を節約できる事です
具体的にどれくらい節約できるのかは筆者の実例を元に紹介していこうと思います。
以下は実際に筆者が電子ブレーカーを導入した直後の昨年との実績比較です。
2021年実績 動力契約(Looopでんき)
2022年実績 動力契約(Looopでんき)
筆者は2022年1月末に電子ブレーカーを導入しましたので、翌月の2022年の2月と去年2021年の2月とを比較してみました。
結果的に6,327円の節約に成功しています。年に換算すると約76,000円の電気代節約に成功しています。
電子ブレーカー本体の値段は30万円(税込)ほどしたのでおおよそ4年で原資回収する計算になります。
まとめ
電子ブレーカーはコインランドリー機器に必須な動力契約の電気代を安くすることができます。
電子ブレーカーの販売店は2社あるので店舗の地域に合わせて相見積をとりましょう。
年換算で筆者の実績では76,000円ほど節約に成功しています。
コインランドリー経営は売上を上げるのも大切ですが、経費(変動費)を見直して節約できるところを考えて利益を確保することも同じく大切です。
さらにこれら経費をカード払いで統一させると経費管理が楽になります。
オーナーの発想や努力次第で利益率を改善させることがコインランドリー経営では可能なのです。
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